【中小企業向け】ノウハウ0からの海外輸出について②
海外進出を果たしたい!と思い立った時、まず最初に検討する事は「直接貿易」にするか「間接貿易」にするかです。ここでは直接貿易と間接貿易との違いをおさらいしましょう。
直接貿易
読んで字のごとく、海外の買い手と直接、貿易の三段階「契約・輸送・決済」を自ら取り進める事です。
※輸送(通関)業務は極めて特殊な業務なので、自ら行う場合でも通常は実際に業務を執り行うのではなく、海貨・通関業者に委託します
ここに自ら手掛ける事で、
①コストを抑制する事ができ利益が大きくなる事
②自ら買い手と対話する事により海外市場への理解と知見を得る事ができる事
が期待できます。その一方で、
①貿易実務に関する幅広い知識と語学力
②決済にかかる信用リスクや、相手国毎に異なるカントリーリスクを管理し、対処する事
が要求されます。何より、直接貿易実務を担当する人的資源が必要となります。
間接貿易
これまた読んで字のごとく、海外の買い手とは直接取引せずに、間に商社や代理店などを挟んで取引する事です。
商社・代理店との取引となる事で、
①海外の買い手との契約・輸送・決済にて想定されるリスクの管理・対応が不要になる事
②自社が持っていなくても商社・代理店が持つ既存販路・ノウハウ・語学力を活用できる事
が期待できます。その一方で、
①リスク負担も含まれた商社・代理店のマージンがコストとなる事
②利益創出の為に大きなロットでの取引が条件となる傾向になり、取引条件に反映される事
③取引相手である商社・代理店より下流の市場との対話は無い為、海外市場への理解と知見を得難い事
がデメリットとなります。
一長一短。しかしながら…
直接貿易も間接貿易の特徴は、以下の通り整理できます。
一長一短ですよね。しかし…中小企業の場合は、
自社貿易を行うには、人材を確保する必要がありハードルが高い
間接貿易をするには、商社・代理店と取引するのに大ロット取引が必須となり、なかなか条件に合う商社・代理店も確保し難い
そんな問題をどう解決するかが課題になります。
そこで、いいとこどりの解決策になるのが、「海外営業部ドットコム」になります。
そのいいとこどりのキーワードは「アウトソーシング」。何故なんだろう…?その説明はまた次回!
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